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坩堝とは?

るつぼ

坩堝とは、高温での溶融・焼成・灼熱実験に使われる耐熱容器で、金属セラミックス・白金などで作られ、化学分析や材料加工に欠かせない実験器具です。

坩堝(るつぼとは、高温に耐える耐熱性材料で作られた容器で、物質の溶融(融解)・焼成・灼熱などを行うために使われます。化学実験・冶金・陶芸・材料工学など幅広い分野で用いられます。

坩堝の材質は用途と達成すべき温度によって異なります。

  • 磁器製(アルミナ・磁製):最も一般的で、1000℃程度まで使用可能。無機化合物の灼熱・焼成に使う
  • 白金(プラチナ)製:酸やフッ化物に対する高い耐食性を持ち、定量分析に最適
  • グラファイト(黒鉛)製:還元雰囲気での金属溶融に使われる
  • シリカ・石英製:高純度の分析が必要なときに利用

化学実験では、重量分析(試料を灼熱して揮発成分を除去し正確な質量を測定する)に坩堝がよく用いられます。坩堝と蓋の組み合わせで、試料の酸化や飛散を防ぎながら加熱できます。使用前に坩堝を十分に灼熱して恒量にする操作も重要なステップです。

日本語の「坩堝」は「るつぼ」と読み、転じて「様々なものが混じり合う場所」を意味する比喩表現(「人種のるつぼ」など)としても使われます。材料工学では今日も溶融金属・ガラスの製造現場で不可欠な容器として現役で活躍しています。

使い方・例文

化学の定量分析では、試料を白金製の坩堝に入れてマッフル炉で高温灼熱し、揮発成分を完全に除いてから質量を精密に測定します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「るつぼ」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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