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地理座標系とは?

ちりざひょうけい

地理座標系とは、地球上の位置を緯度・経度・高度の数値で表すための座標体系のことです。

地理座標系(ちりざひょうけい、Geographic Coordinate System)とは、地球表面上のあらゆる地点を緯度(latitude)・経度(longitude)・高度(altitude)という3つの数値で特定するための枠組みです。

緯度は赤道を0度として南北をそれぞれ90度まで、経度はイギリスのグリニッジ天文台を通る本初子午線を0度として東西を各180度まで測定します。高度は海面(ジオイド面)を基準として測ります。このシステムにより、地球上のどの地点も一意に特定できます。

地理座標系を実際に利用するには、地球の形状を数学的に定義した測地系(楕円体モデル)が必要です。測地系によって同じ「緯度・経度」の数値が指す実際の場所が微妙に異なるため、注意が必要です。代表的な測地系には以下のものがあります。

  • WGS84(World Geodetic System 1984)—GPSが採用する国際標準
  • JGD2011(日本測地系2011)—日本の公共測量で使われる測地系
  • GRS80楕円体—ヨーロッパや日本の測地系の基礎として採用

地理座標系は地図アプリ・GIS(地理情報システム)・カーナビ・気象観測・測量など、位置情報を扱うあらゆる分野で基盤として機能します。近年はスマートフォンのGPS機能の普及により、一般ユーザーが日常的に関わる技術となっています。

使い方・例文

Google マップで特定の地点を共有する際に表示される「35.6895, 139.6917」のような数値が、地理座標系における緯度・経度の座標です。この数値はWGS84という測地系に基づいています。

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