国産材とは?
こくさんざい
国産材とは、日本国内の森林で生産・収穫された木材の総称で、輸入材と対比して使われる言葉です。
国産材(こくさんざい)とは、日本国内で育成・伐採された木材を指す言葉です。主な樹種にはスギ・ヒノキ・カラマツ・アカマツなどがあり、用途に応じて製材・集成材・合板・チップなど様々な形で流通します。
日本の森林面積は国土の約3分の2を占め、そのうち人工林(主にスギ・ヒノキ)は約1,000万ヘクタールに上ります。戦後の造林政策で植えられた樹木が主伐適齢期を迎えているにもかかわらず、長年にわたって輸入材に押される形で国産材の利用率は低下していました。しかし近年は木材の輸入コスト上昇(「ウッドショック」)や脱炭素・地産地消への関心の高まりを背景に、国産材の需要が再評価されています。
国産材利用が注目される理由には以下が挙げられます。
- CO2を固定した木材を長期利用することでカーボンニュートラルに貢献する
- 地域経済の活性化や山村の雇用確保につながる
- 適切な収穫と再造林により健全な森林循環が維持される
- 国内の安定供給により輸入リスクへの対応力が高まる
国土交通省や林野庁は公共建築物等での国産材利用を推進しており、CLT(直交集成板)など新技術による利用拡大も進んでいます。
使い方・例文
「新庁舎の内装には地元産の国産材(スギ)を採用し、地域林業の振興に貢献した」というように、建築・木材業界や林業政策の文脈でよく使われます。
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