合板とは?
ごうはん
合板とは、薄く削いだ木材の板(単板)を繊維方向が交互になるように重ね合わせ、接着剤で貼り合わせた木質建材のことです。
合板(ごうはん)は、木材を薄くスライスした単板(ベニヤ)を奇数枚重ね合わせ、各層の木目方向を直交させて接着した木質板材です。英語では「plywood(プライウッド)」と呼ばれます。
最大の特徴は異方性の解消です。木材は繊維方向には強くても、その直交方向には割れやすいという弱点があります。単板を交互に積層することで、縦横どちらの方向にも均一な強度を発揮します。また反りや膨張・収縮も大幅に抑制されます。
製造プロセスは主に以下の工程から成ります。
- 丸太を水に浸けて柔らかくする(煮熟)
- ロータリーレースと呼ばれる機械で薄く連続的にむき取る
- 乾燥・選別・接着剤塗布の後、奇数枚を直交積層
- 熱圧プレスで圧着・硬化
用途は建築用構造材から家具・床材・船舶内装まで幅広く、現代の木工・建築に欠かせない素材です。接着剤に含まれるホルムアルデヒド放散量に応じてF☆☆☆☆などのJIS規格が定められ、室内環境への配慮もなされています。
使い方・例文
住宅の床下地材や壁の構造用面材として広く使われるほか、家具の側板・棚板にも多用されます。「コンクリート型枠用合板」は建設現場での仮設工事にも欠かせません。
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