カラマツとは?
からまつ
カラマツとは、日本に自生する落葉性の針葉樹で、秋に黄葉する珍しい特徴を持つ木です。
カラマツ(唐松・落葉松、学名:Larix kaempferi)は、マツ科カラマツ属に分類される落葉針葉樹です。針葉樹でありながら冬に葉を落とす珍しい性質を持ち、秋には葉が黄金色に色づく美しい紅葉を見せます。日本固有種で、本州中部の山岳地帯(八ヶ岳、浅間山、富士山周辺など)を中心に自生しています。
樹高は成木で20〜30メートルにもなる大型の木で、細長い葉が短い枝に束状に集まってつく独特の樹形が特徴です。成長が非常に速く、植林後10〜20年で収穫可能な高さに達するため、日本では戦後の造林政策によって北海道から本州の山地に大規模に植林されました。
木材としての用途は多岐にわたります。
- 建築材・構造材(強度が高く耐久性に優れる)
- 合板・集成材の原料
- 坑木や電柱など屋外での利用
- 内装材や家具材
油脂分が多く腐りにくい性質があるため、水に強い材木として特に重宝されてきました。また、松ぼっくりに似た小さな球果をつけ、風景の中で独自の存在感を放ちます。高山の景観を形成する重要な樹種でもあります。
使い方・例文
長野県や北海道のドライブ中に車窓から見える黄金色に輝く林がカラマツ林で、秋の観光地の風景として多くの写真に収められています。
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