カラマツ属とは?
からまつぞく
カラマツ属は、マツ科に属する落葉針葉樹のグループで、針葉樹でありながら秋に黄葉して落葉する珍しい特性を持ち、北半球の冷温帯に広く分布します。
カラマツ属(Larix)は、マツ科に属する落葉性の針葉樹の属で、北半球の亜寒帯から亜高山帯にかけて約10〜14種が分布しています。針葉樹の大半が常緑であるのに対し、カラマツ属は秋になると葉が黄金色に黄葉し、落葉するという特異な性質を持っています。
日本固有種のカラマツ(Larix kaempferi)は本州中部の山岳地帯に自生し、亜高山帯の主要な構成種です。成長が早く、材が丈夫で耐水性にも優れるため、戦後の拡大造林期に北海道や本州の山地で大規模に植林されました。現在も日本の人工林として重要な位置を占めています。
カラマツ属の材の特徴は以下の通りです。
- 比較的硬く耐久性がある
- 樹脂を多く含み防腐・防水性に優れる
- 建材・土木用材・パルプ原料として利用される
- 近年はフローリングや内装材としての利用も増加
シベリアに分布するグイマツ(Larix gmelinii)はシベリアのタイガ(針葉樹林帯)の主要樹種であり、極寒の環境に適応した植物として知られています。秋の黄葉は山岳観光の見どころにもなっています。
使い方・例文
長野県や山梨県の山岳地帯では、秋になるとカラマツ林全体が黄金色に染まる壮観な景色が広がります。針葉樹でありながら落葉するこの特性は多くの登山者を驚かせます。
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