北回帰線とは?
きたかいきせん
北回帰線とは、太陽が天頂に来る北限の緯線で、北緯約23度26分に位置し、熱帯と温帯の境界を示します。
北回帰線(Tropic of Cancer)とは、地球の北半球において夏至の日に太陽が真上(天頂)に来る最北の緯線のことです。現在は北緯約23度26分に位置していますが、地軸の傾きが長い年月をかけてわずかに変化するため、その緯度は数万年単位でゆっくりと変動しています。
地球の自転軸は公転面に対して約23.4度傾いており、この傾きがあるために夏至(北半球では6月21日頃)には太陽の直射が北回帰線の真上に当たります。これより北では太陽は常に南寄りに見え、北回帰線より南の熱帯では年に2回、太陽が天頂を通過します。
北回帰線が通過する主な地域・国には次のものがあります。
- 北アフリカ(サハラ砂漠付近)
- アラビア半島
- インド(グジャラート州付近)
- 中国南部(広東省・雲南省付近)
- 台湾(嘉義付近)
- メキシコ北部
北回帰線は気候区分においても重要な境界線で、これより南が熱帯に属します。亜熱帯高圧帯と重なる地帯でもあり、砂漠が多く分布するのも北回帰線周辺の特徴です。
使い方・例文
地理の授業で世界地図を広げたとき、北緯約23.4度の線として地図上に描かれているのが北回帰線です。
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