加賀国とは?
かがのくに
加賀国とは、現在の石川県南部にあたる旧国名で、加賀百万石の前田藩が治めた豊かな文化の地です。
加賀国(かがのくに)は、現在の石川県南部にあたる旧国名で、北陸道に属する国のひとつです。日本海に面し、白山を源流とする手取川流域に広がる豊かな農業地帯を持ちます。
加賀国の歴史において最も重要な時代は、江戸時代の前田氏による支配です。加賀藩(金沢藩)は加賀・能登・越中の三国を合わせた「百万石」を超える石高を誇り、徳川家に次ぐ大名として全国最大の外様大名とされました。「加賀百万石」という言葉はこれに由来します。
前田藩のもとで加賀国は文化的に大きく発展しました。
- 金沢の文化:茶道・能・工芸が奨励され、「小京都」とも呼ばれる文化都市が形成された
- 加賀友禅:写実的な花鳥図が特徴の染色工芸で、京友禅と並ぶ日本の代表的な友禅
- 九谷焼:石川県を代表する色絵陶磁器
- 輪島塗(隣接する能登との関連):伝統的な漆器工芸
明治維新後の廃藩置県により、加賀国は金沢県を経て石川県の一部となりました。現在も金沢市を中心に伝統工芸・芸能が息づいており、観光地としても人気の高い地域です。
使い方・例文
「加賀百万石の城下町」といえば金沢のことで、加賀国の中心地でした。加賀友禅や九谷焼など「加賀〇〇」という名を持つ伝統工芸が多くあります。
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