副虹とは?
ふくにじ
副虹とは、主虹の外側に現れる、色の順序が逆になった二番目の虹のことです。
副虹(ふくこう)とは、雨粒の内部で光が2回反射することによって生じる虹であり、通常の虹(主虹)の外側に、やや大きな弧を描いて現れます。英語では「secondary rainbow(セカンダリー・レインボー)」と呼ばれます。
主虹が雨粒の中で1回反射して生じるのに対し、副虹は2回反射するため、光のエネルギーがさらに分散されて次のような特徴が生まれます。
- 色の順序が主虹と逆(外側が紫・青、内側が赤・橙)
- 主虹より明るさが弱く、見えにくいことが多い
- 主虹との間に暗い帯(アレキサンダーの暗帯)が生じる
- 主虹より約10度外側に位置する
副虹が観察されるには、主虹が見えるときと同様に、観察者の背後から太陽光が差し込み、正面に雨粒が浮かんでいる条件が必要です。さらに空が比較的暗く、副虹の色調と背景のコントラストがはっきりしているほど視認しやすくなります。まれに3番目・4番目の虹(三次虹・四次虹)が観測される例も報告されていますが、これは非常にまれで、太陽の方向側に現れる特殊なものです。
使い方・例文
夕立の後に二重の虹が空に架かることがあり、外側のぼんやりとした弧が副虹です。注意深く見ると色の配列が内側の主虹と逆になっているのが確認できます。
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