凍頂烏龍茶とは?
とうちょううーろんちゃ
凍頂烏龍茶とは、台湾・南投県鹿谷郷の凍頂山周辺で生産される、半発酵の高級烏龍茶です。
凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)は、台湾を代表する銘茶のひとつで、南投県鹿谷郷の凍頂山(標高約700〜1,000メートル)周辺で栽培・製造される半発酵茶です。「凍頂」とは霧が多く湿度の高い山の頂を指し、その冷涼な気候と豊かな霧が茶葉に独特の旨みと芳香をもたらします。
製法は、摘み取った茶葉を日光萎凋(しおれさせる工程)にかけたのち、撹拌と揉捻を繰り返しながら発酵度を20〜30%程度に調整します。最後に焙煎を加えることで、まろやかさと奥行きのある香りが生まれます。発酵度が緑茶と紅茶の中間に位置するため、色は黄金色〜淡い琥珀色を帯び、渋みが少なく甘い余韻が長く続きます。
主な品種は青心烏龍(チンシンウーロン)で、台湾各地の高山茶と比較すると標高は中程度ながら、焙煎の技術によって深みのある香味が引き出されます。茶葉は球状に揉み上げられており、一般的に「玉露のような甘み」と「花のような香り」が特徴と評されます。
凍頂烏龍茶は台湾政府が品質管理に力を入れており、鹿谷郷農会(農業協同組合)が定期的に競茶会を開催しています。品評会で高評価を受けた茶は「比賽茶」と呼ばれ、希少な高級品として珍重されます。台湾土産の定番としても人気が高く、世界的に知名度が広まっています。
使い方・例文
台湾旅行のお土産として凍頂烏龍茶を選ぶ場面や、中国茶専門店で茶葉の品質を比較するときによく話題に上ります。
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