冒険家ジョン・ミューアとは?
じょんみゅーあ
ジョン・ミューアは19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したアメリカの自然保護運動の父と称される博物学者・冒険家です。
ジョン・ミューア(John Muir、1838〜1914年)はスコットランド生まれで、幼少期にアメリカへ移住した博物学者・探検家・作家です。カリフォルニア州のヨセミテ渓谷を中心とした荒野の自然を深く愛し、その美しさと重要性を広く世に伝えた人物として知られています。
ミューアはヨセミテ地域の氷河起源や地質を研究し、科学的知見に基づいた自然保護論を展開しました。彼の著作や運動は、アメリカの国立公園制度の形成に大きく貢献し、1890年にはヨセミテが国立公園に指定されることに直接関わりました。
1892年にはシエラクラブを創設し、自然保護活動の組織化にも尽力しました。シエラクラブは現在もアメリカ最大規模の環境保護団体のひとつとして活動を続けています。
ミューアの思想は、自然を人間の利用のためではなく、それ自体に固有の価値があるものとして尊重する考え方に基づいており、環境保護運動の哲学的礎となりました。その精神は「自然の使徒」「荒野の預言者」とも称され、現代の環境運動にも多大な影響を与え続けています。
使い方・例文
アメリカの自然保護の歴史や国立公園制度の成立を学ぶ際、あるいは環境思想・エコロジー運動の源流を語る文脈でたびたび言及される人物です。
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