ヨセとは?
よせ
ヨセとは、囲碁の終盤に両者が境界線を確定させて地の数を増やし合う段階のことで、勝敗を決める重要な局面です。
ヨセ(寄せ)とは、囲碁における終盤の局面を指す言葉で、お互いの陣地(地)の境界がほぼ固まった後に、残っている境界線上の空点を埋めて地を確定させていく段階のことです。布石(序盤)・中盤の戦い・ヨセ(終盤)という囲碁の3つの段階のうちの最終段階にあたります。
ヨセの段階では、一手ごとに増減する地の目数(「ヨセの大きさ」)を正確に計算して大きな手から順番に打っていくことが基本原則です。目数の大きいヨセを先に打つほど最終的な地の差が大きくなるため、ヨセの精度が勝敗に直結します。
ヨセの技術には主に以下のような種類があります。
- 先手ヨセ:打つと相手が応じなければならない手で、連続して先手を取れる場合は優先して打つ
- 後手ヨセ:相手が応じなくても局面を変えられる手
- 両先手ヨセ:どちらが打っても先手になる最も大きなヨセ
- ハネ・オサエ:境界線を押し広げる基本的な手筋
ヨセが上手い棋士は「ヨセが強い」と評され、僅差の碁でも逆転できることから、アマチュアでもヨセの学習は棋力向上に非常に効果的とされています。また「ヨセを急ぐ」という表現は日常語でも「決着をつけるための最後の詰め」という意味で使われることがあります。
使い方・例文
囲碁の対局解説で「中盤は互角だったが、ヨセで黒が4目の先手を連続して打ち最終的に6目半差で勝利した」というように、ヨセの巧拙が逆転や差をつける場面としてよく語られます。
この用語をシェア
最終更新: