内向的とは?
ないこうてき
内向的とは、外部の刺激より自分の内面・思考・感情に意識が向きやすく、一人の時間や少人数の交流でエネルギーを回復するパーソナリティの傾向のことです。
内向的(ないこうてき)は、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングが提唱した性格類型「内向性(introversion)」に由来する概念です。外部の人・出来事・環境に意識とエネルギーが向く「外向性」に対し、内向性は自分の内面世界(思考・感情・アイデア)に意識が向きやすい特性を指します。
内向的な人の一般的な特徴として、以下のようなものがあります。
- 大勢の場よりも一人や少人数の環境でリラックスできる
- 社交的な活動の後に疲弊感を覚え、一人の時間で回復する
- 深く考えてから発言・行動する傾向がある
- 表面的な雑談より深い対話や一対一の関係を好む
- 集中して取り組む作業や創造活動に強みを持つことが多い
内向的であることは、「人見知り」「コミュニケーションが苦手」と混同されることがありますが、これらは別の概念です。内向的な人でも社交スキルが高い場合は多く、ただ社交的な場からエネルギーを得るのではなく消費するという点が外向的な人との最大の違いです。
現代社会は外向的な特性が評価されやすい傾向がありますが、内向的な人は熟考・観察・集中力・共感力といった強みを持ちます。心理学者のスーザン・ケインが著書『内向型人間の時代』で指摘したように、内向性は弱点ではなく多様な個性の一つとして再評価が進んでいます。
使い方・例文
「彼は内向的な性格で大人数の飲み会より少人数での食事を好む」「内向的だからといって友達がいないわけではない」のように、性格の傾向を説明する場面で使われます。
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