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入玉とは?

にゅうぎょく

入玉とは、将棋において王将(玉将)が相手の陣地深く(敵陣の三段目以内)に入り込んだ状態のことで、詰めるのが非常に難しくなる特殊な局面です。

入玉(にゅうぎょく)とは、将棋の対局において、自分の王将(玉将)が敵陣の三段目以内に侵入した状態を指します。通常、王将は自陣に留まりながら守られる存在ですが、入玉が成立すると王将の周囲に駒が集まりにくくなり、相手が詰みに追い込むことが極めて困難になります。

入玉が起こりやすい状況としては、次のようなケースがあります。

  • 序盤から積極的に玉を前進させる「入玉狙い」の戦略を採る場合
  • 形勢が不利になった側が、詰まされないための逃げ場として敵陣に潜り込む場合

入玉が成立した局面では、通常の詰み判断が難しくなるため、日本将棋連盟のルールには「持将棋(じしょうぎ)」の規定があります。双方が入玉するなどして詰みが望めないと判断された場合、各自の手持ち駒と盤上の駒を点数換算し(大駒5点・小駒1点)、10点以上あれば「勝ち」、27点未満の場合は「負け」とする特別ルールで決着をつけます。

プロの対局でも入玉に至ることがあり、持将棋の成立による引き分けはファンの間でも注目される特殊な決着です。

使い方・例文

将棋の解説や棋譜で「王が敵陣に逃げ込んだ」「入玉模様になってきた」という表現が使われます。対局がなかなか終わらないときにこの局面が話題になります。

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