光誘因漁法とは?
ひかりゆういんぎょほう
光誘因漁法とは、魚や甲烏賊などの集光性を持つ生物を光で集め、効率よく漁獲する漁業手法のことです。
光誘因漁法(ひかりゆういんぎょほう)とは、魚介類が光に集まる習性(走光性・集光性)を利用して、漁船や水中に設置した光源で対象生物を誘引・集魚し、効率的に漁獲する漁法の総称です。
多くの魚・イカ・プランクトンなどは光に引き寄せられる性質を持ちます。これは光によって集まるプランクトンを追う行動連鎖によるものとも言われています。光誘因漁法ではこの習性を利用して、集めた後に網やスッテ(疑似餌)で効率よく捕獲します。
光誘因漁法の代表的な種類は以下のとおりです。
- イカ釣り漁業:強力な集魚灯でスルメイカ・アオリイカなどを誘引して釣り上げる(日本沿岸〜日本海で盛ん)
- 棒受け網漁業(サンマ漁など):光でサンマを集め棒受け網で包囲して漁獲
- 四つ手網・敷き網漁:光で集めた魚を網ですくい上げる
- 水中灯漁法:水中に照明を入れてより直接的に魚を集める
光誘因漁法は省力化・効率化に優れる一方、使用電力の大きさや資源への過剰影響が課題とされ、漁獲量の制限やLED集魚灯の普及による省エネ化が進んでいます。
使い方・例文
夜の漁港でオレンジや白色の強い光を放ちながら操業するイカ釣り漁船は、光誘因漁法の典型例です。社会科や理科の教科書でも「漁業の工夫」として取り上げられます。
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