停滞前線とは?
ていたいぜんせん
停滞前線とは、暖気団と寒気団の勢力がほぼ拮抗して動かずに同じ場所に留まる前線で、長雨や梅雨をもたらします。
停滞前線とは、暖かい空気の塊(暖気団)と冷たい空気の塊(寒気団)が互いの勢力でほぼ均衡した状態になり、前線がほとんど移動しなくなった気象現象です。天気図では細い実線(または黒い三角と丸が交互に並んだ線)で表されます。
通常、前線は寒気や暖気のどちらかが優勢な方向へ移動しますが、両者の勢力が拮抗すると移動が止まり、同じ地域に長期間雨や曇り空をもたらします。停滞前線付近では上昇気流が生じやすく、積乱雲や乱層雲が発達して持続的な降雨が続きます。
日本における停滞前線の代表例として次のものが挙げられます。
- 梅雨前線:初夏に日本付近に停滞し、梅雨の長雨をもたらす
- 秋雨前線:秋季に停滞し、ぐずついた秋の天気を引き起こす
- その他の季節的な停滞前線
停滞前線は数日から数週間にわたって同じ地域に停滞することがあり、その間は雨が続いて洪水・土砂災害・農業被害などのリスクが高まります。停滞前線の動向は気象予報において非常に重要視されており、進路や勢力の変化は大きなニュースとなります。
使い方・例文
梅雨の時期に停滞前線が日本列島の上にかかると、数週間にわたって雨や曇りの日が続き、洗濯物が外で乾かない日々が続きます。
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