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伽羅先代萩とは?

めいぼくせんだいはぎ

伽羅先代萩とは、江戸時代に成立した歌舞伎・人形浄瑠璃の代表的な演目で、伊達家のお家騒動を題材にした時代物の名作です。

伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)は、江戸時代中期に成立した人形浄瑠璃および歌舞伎の演目で、仙台藩伊達家のお家騒動を素材とした時代物です。史実の「伊達騒動」をもとに脚色され、主君の座を狙う悪家老と、幼君を守ろうとする乳母・政岡の献身的な忠義が物語の核心を成しています。

最大の見どころは「御殿の場」と呼ばれる場面です。乳母の政岡が毒を盛られることを知りながら、幼い主君を守るために自分の息子・千松を犠牲にする場面は、母の愛と忠義の板挟みを描いた歌舞伎屈指の名場面として知られています。政岡が涙をこらえて泰然と振る舞う演技は、歌舞伎の女方役者にとって高い技量を要する難役とされます。

演目の構成としては、「御殿」「床下」「問注所」などの場面がよく上演されます。特に床下の場面では、荒事の技法を用いた立ち回りが展開され、見た目にも迫力ある舞台となります。

伽羅先代萩は歌舞伎十八番には含まれませんが、歌舞伎の「三大名作」の一つに数えられることもあり、現代でも定期的に上演される人気演目です。仁義・忠義・母性という普遍的テーマが観客を引きつけ続けています。

使い方・例文

歌舞伎の舞台で「政岡」と言えば、伽羅先代萩に登場する乳母の役を指し、女方の大役として广く知られています。

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