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外郎売とは?

ういろううり

外郎売とは、歌舞伎の演目のひとつで、早口言葉の修練としても広く知られる長台詞を特徴とする演目です。

外郎売(ういろううり)は、歌舞伎十八番のひとつとして知られる演目で、初代市川団十郎が創始した荒事の演目群に含まれます。「外郎」とは透頂香(とうちんこう)とも呼ばれる薬の名称で、小田原の外郎家が製造・販売していた丸薬のことです。

物語の筋は、外郎売の青年が薬の効能を口上で披露するという設定で、その口上の中に長大な早口言葉が組み込まれています。この台詞は「寿限無」や「東京特許許可局」などと並び、日本を代表する発音練習の素材として現代でも声優・アナウンサー・俳優の訓練に使われています。

台詞の内容は「あわや喉、さたらな舌に、かはたれどき……」という具合に、日本語の様々な音を含む言葉が次々と連なる構成になっています。役者はこの長台詞を正確に、かつ流れるように演じることで技量を示します。

歌舞伎十八番は二代目市川団十郎が選定したとされており、外郎売もその中に含まれる重要演目のひとつです。現代では歌舞伎の舞台だけでなく、朗読や話し方教室でも頻繁に取り上げられ、伝統芸能と日本語教育の接点として幅広く活用されています。

使い方・例文

アナウンサー志望の学生が発声練習として外郎売の台詞を毎日読み上げる、といった場面でよく登場します。

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