寿限無とは?
じゅげむ
寿限無とは、落語の古典演目のひとつで、長寿を願いあまりに長い名前をつけられた子どもをめぐるユーモラスな噺です。
寿限無(じゅげむ)は、落語の中でも特に親しまれている古典演目です。子どもが生まれた父親がお寺の和尚さんに縁起の良い名前を相談し、良い名前をすべて並べた結果、途方もなく長い名前になってしまうというユーモラスな話です。
名前の由来となる言葉はそれぞれ縁起や長寿にちなんでいます。「寿限無」は「限りがない」、「五劫のすりきれ」は仏教の時間単位で途方もない長さを表し、「海砂利水魚」「水行末」「雲来末」「風来末」なども縁起の良い言葉とされています。噺の笑いは、用件を伝えるたびにこの長い名前をすべて正確に言わなければならないため、緊急の場面でも間が抜けてしまうところにあります。
寿限無は落語の入門演目としても位置づけられており、子ども向けの落語会でも頻繁に演じられます。長い名前を覚えて声に出すことそのものが楽しく、老若男女を問わず笑いを取りやすい噺です。テレビアニメや絵本でも取り上げられ、日本の伝統芸能の中で最も知名度の高い演目のひとつです。
使い方・例文
「寿限無、寿限無、五劫のすりきれ…」という長い名前を、息継ぎなく一気に言い切る場面が寿限無の見どころで、演者の技量が試されます。
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