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伊勢街道とは?

いせかいどう

伊勢街道とは、江戸時代伊勢神宮への参拝(お伊勢参り)のために整備された街道の総称で、各地から伊勢に向かう複数のルートが含まれます。

伊勢街道とは、江戸時代に全国各地から伊勢神宮三重県伊勢市)へ参拝するために整備・利用された街道の総称です。一般に最も有名なのは、奈良・大坂方面から伊勢へ向かうルートで、現在の三重県内を縦断する「参宮街道」とも呼ばれる道筋を指すことが多いです。

江戸時代には「お伊勢参り」が庶民の間で大流行し、60年に一度の「お陰参り」では数百万人が一度に伊勢を目指すほどの社会現象になりました。伊勢街道はその参拝者たちを迎えるため、宿場・茶屋・道標などが整備された主要な幹線として機能しました。

主な伊勢街道のルートには以下があります。

  • 伊勢本街道:奈良・初瀬(長谷寺)から伊勢に至るルート
  • 参宮街道:津・松阪・伊勢を結ぶ三重県内の主要ルート
  • 熊野街道・伊勢路:熊野古道の一部で南紀から伊勢へ向かうルート

現在は熊野古道伊勢路の一部がユネスコ世界遺産に登録されており、ウォーキングコースや歴史散策の対象として注目されています。道標・石畳・一里塚などの遺構が残る地域もあり、往時の参拝者の賑わいを今に伝えています。

使い方・例文

歴史研究や近世交通史の資料として登場するほか、伊勢神宮への聖地巡礼・ウォーキングコースを紹介する文脈でも使われます。

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