介護予防とは?
かいごよぼう
介護予防とは、高齢者が要介護状態になることを防いだり、状態の悪化を遅らせたりするために行う取り組みの総称です。
介護予防とは、高齢者が要介護・要支援状態に陥ることを防ぐ、または既に介護が必要な状態であってもその悪化を遅らせることを目的とした予防的な取り組みです。2006年の介護保険制度改正で正式に法制化され、地域支援事業の柱として位置づけられています。
介護予防の対象は、主に65歳以上の高齢者です。特に「要支援・要介護になるリスクが高い」と判断される高齢者(二次予防対象者)には重点的な支援が行われます。
介護予防の主な内容には以下が含まれます。
- 運動機能の向上:筋力トレーニング・バランス訓練・転倒予防体操
- 栄養改善:低栄養の予防・食事支援
- 口腔機能の向上:嚥下障害の予防・口腔ケア
- 認知症予防・社会参加:趣味活動・地域交流・認知機能訓練
- フレイル対策:虚弱状態の早期発見と改善
2015年の介護保険制度改正以降、介護予防の主な担い手は市区町村に移管され、地域の実情に応じた「地域支援事業」として実施されています。高齢者が自立した生活を長く続けられるよう、地域全体で支える仕組みの構築が求められています。医療費・介護費の抑制だけでなく、高齢者の生きがいや社会参加を促進する観点からも重要な政策です。
使い方・例文
市区町村が地域の公民館で開催する高齢者向け筋力アップ教室や、管理栄養士による低栄養予防の栄養相談などが、介護予防の取り組みとして実施されています。
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