交流電化とは?
こうりゅうでんか
交流電化とは、鉄道の電気運転において線路に交流電力を供給する電化方式で、長距離の電力輸送効率に優れています。
交流電化(こうりゅうでんか、AC electrification)とは、鉄道の架線(パンタグラフから電力を取り込む電線)に交流(AC)電力を供給する電化方式のことです。対となる直流電化(DC electrification)と比較した際、変電所間隔を広く取れ、電力の長距離送電ロスが少ないという利点があります。
鉄道の電化方式は大きく以下に分かれます。
- 直流電化:低電圧(600V・750V・1,500Vなど)で都市近郊路線に多い
- 交流電化(商用周波数):50Hzまたは60Hz・20,000V(20kV)が標準的
- 交流電化(低周波):16.7Hzなどドイツ・スイス等の旧来の方式
日本では1957年に仙山線(仙台〜山形)が国産初の交流電化区間として開業し、以後東北・九州・北海道の幹線で採用が広がりました。新幹線も全線が交流25,000Vで電化されています。交流電化の特徴として、変電所の設置間隔が直流の数倍以上に広げられるため、山岳路線や長距離路線のコスト削減に有効です。
ただし、直流と交流が混在する路線では交直両用車両(デュアルモード車両)が必要になり、車両コストが上がるという課題もあります。
使い方・例文
「東北本線は交流電化区間のため、直流電化の山手線と直通する列車には交直両用の車両が使われる」という文脈で登場します。
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