五木の子守唄とは?
いつきのこもりうた
熊本県五木村に伝わる日本を代表する民謡の子守唄で、哀愁ある旋律が広く親しまれています。
五木の子守唄(いつきのこもりうた)は、熊本県球磨郡五木村に伝わる日本の民謡です。「おどましゃ(おどまは)宮参りするのに…」で始まる歌詞が有名で、その哀切な旋律と内容から日本を代表する子守唄のひとつとして広く知られています。
歌詞の内容は、奉公に出されて親元から離れた子守奉公の少女の悲しみや望郷の思いを歌ったものとされており、貧しい山間地域の暮らしや、幼い子どもたちが働きに出なければならなかった時代の社会状況を色濃く反映しています。五木村は球磨川上流の深い山あいに位置し、古くから「隠れ里」とも呼ばれる孤立した集落でした。
この子守唄は、本来は子守をする子どもたちが自らの境遇を嘆く「子守り子唄」の性格を持っていたと考えられており、単なる赤ちゃんをあやす唄ではなく、歌い手自身の哀愁を込めた唄でもありました。
現代では舞台・コンサート・教科書などでも広く紹介されており、演奏家や歌手によってさまざまなアレンジで歌い継がれています。五木村自体も「子守唄の里」として観光地化され、地域のアイデンティティとなっています。
使い方・例文
音楽の授業で日本の民謡を学ぶ場面や、民謡コンサートで五木の子守唄が披露されると、その哀愁ある旋律が聴衆の心を打ちます。
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