二進法とは?
にしんほう
二進法とは、0と1の2種類の数字だけを使って数を表す記数法で、コンピューターの内部処理の基本となっている仕組みです。
二進法(にしんほう)とは、2を基数(底)とする位取り記数法で、「0」と「1」の2種類の数字だけを使って任意の数を表現する方法です。英語では「binary(バイナリ)」と呼ばれます。私たちが日常的に使う十進法が 0〜9 の10種類の数字で表すのに対し、二進法では各桁が 2 の何乗かを表します。
二進法の桁の重みは右から順に 1・2・4・8・16・32…(2の0乗・1乗・2乗…)となります。たとえば二進数の「1101」は 1×8+1×4+0×2+1×1=13(十進)と計算できます。
コンピューターが二進法を採用する理由は、電子回路が「電圧が高い(1)」か「低い(0)」かという2状態を安定して識別できるからです。この最小の情報単位を「ビット(bit)」と呼び、8ビットをまとめた「バイト(byte)」がデータ容量の基本単位として使われます。
二進法を基礎とした重要な概念には次のものがあります。
- 八進法・十六進法:二進数を3桁・4桁ずつまとめて表記する方法
- AND・OR・NOT演算:二進数1桁ごとの論理演算
- 補数表現:負の数を二進法で表現する方法
- 浮動小数点数:小数を二進法で近似する形式
17世紀にゴットフリート・ライプニッツが二進法の体系的な研究を行い、20世紀にはクロード・シャノンが二進法と電気回路の関係を論じたことで現代コンピューターの基盤となりました。
使い方・例文
コンピューターでテキストや画像を保存するとき、すべてのデータは最終的に0と1の二進数の列として記録・処理されています。
この用語をシェア
最終更新: