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二色成形とは?

にしょくせいけい

異なる色や素材樹脂を一度の工程で成形する技術で、外観品質と機能性を同時に実現できます。

二色成形とは、射出成形において2種類の樹脂材料を同一の金型サイクル内で組み合わせて、一体化した成形品を作る技術です。

一般的なプロセスでは、まず第一段階で一方の樹脂(プライマリー)を射出して基材を成形し、次に金型の一部を回転または移動させて第二の樹脂(セカンダリー)を射出します。二つの素材は熱融着または機械的結合によって一体となり、後工程での組み立てや接着が不要になります。この成形方法にはコアバック法(金型コアを後退させて第二材料を充填)やターンテーブル法(金型を180度回転させて次のキャビティへ移動)などの方式があります。

二色成形が活用される場面は多岐にわたります。自動車のテールランプ(透明と着色部分)、スマートフォンや家電の操作ボタン(硬い基材とソフトな触感のグリップ部分)、歯ブラシの柄(硬質部と軟質ゴム部)などが代表例です。

単一工程で複数機能を持つ部品を作れるため、組み立て工数削減・接着不要による品質向上・デザインの自由度拡大といったメリットがあります。一方、専用の多色射出成形機と精密な金型が必要となるため、初期投資は大きくなります。

使い方・例文

電動歯ブラシの柄の部分で、硬いABS樹脂の芯材と滑り止め用の軟質エラストマーを二色成形で一体化した製品が広く使われています。

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