二次感染とは?
にじかんせん
二次感染とは、すでに感染症にかかっている人や環境から、別の人や部位へと病原体が広がる感染のことです。
二次感染(にじかんせん)とは、感染症の病原体(ウイルス・細菌など)が最初に感染した人(一次感染者)や汚染された環境・器具などを経由して、さらに別の人や別の部位へと伝播する感染のことを指します。一次感染が特定の起点から発生した感染であるのに対し、二次感染はそこから広がる次の段階の感染です。
二次感染が問題となる場面は主に以下の通りです。
- 院内感染(医療機関での二次感染):入院中の免疫低下患者に対して医療スタッフや器具を介して感染が広がるケース
- 家庭内感染:インフルエンザや胃腸炎などが家族の間で次々と感染するケース
- 傷口への二次感染:すり傷や術後の傷に細菌が入り込み、創傷感染が起きるケース
- 感染症の流行拡大:感染者から接触者へと連鎖的に広がる疫学的な状況
感染症の流行規模を示す指標のひとつに「二次感染率」があり、一次感染者と濃厚接触した人の中で何割が感染するかを示します。新型コロナウイルス感染症の流行時には、家庭内二次感染を防ぐための換気・手洗い・マスクの着用などが広く呼びかけられました。
二次感染を防ぐためには、感染者の早期発見と隔離、手指衛生、適切な医療器具の消毒・滅菌などが重要な対策となります。
使い方・例文
インフルエンザにかかった家族から別の家族へと感染が広がるのは家庭内二次感染の典型例です。また、骨折の手術後に傷口が細菌に感染してしまう場合も二次感染と呼ばれます。
この用語をシェア
最終更新: