本文へスキップ

予防接種計画とは?

よぼうせっしゅけいかく

予防接種計画とは、感染症の予防を目的として国や自治体が策定する、接種対象・時期・種類を定めた公的な計画のことです。

予防接種計画とは、感染症から国民の健康を守るために、国や自治体が定める予防接種の実施方針・スケジュールを指します。接種対象となる疾患の種類、対象年齢、接種時期、必要回数などを体系的にまとめたものであり、個人の健康保護と社会全体での集団免疫の獲得を目指します。

日本では予防接種法に基づき、国が定期接種と臨時接種の二種類を設けています。定期接種は、麻疹・風疹・日本脳炎・ポリオ・インフルエンザ菌b型(Hib)・肺炎球菌などが対象で、各市区町村が接種機会を提供します。一方、臨時接種は感染症の流行時などに必要に応じて実施されます。

特に乳幼児期の予防接種は重要で、生後2か月から始まる細かなスケジュールが設定されています。複数のワクチンを効率よく接種するため、同時接種が推奨される場合も多く、保護者は母子健康手帳を活用して接種状況を管理します。

予防接種計画の主な要素は以下のとおりです。

  • 対象疾患の選定と優先順位の設定
  • 年齢・健康状態に応じた接種スケジュール
  • 公費負担(無料)と任意接種(自己負担)の区分
  • 接種率の目標設定と進捗管理
  • 副反応の監視と安全対策

世界保健機関(WHO)は各国に対して予防接種の拡充を推奨しており、日本もその指針を参考に制度の見直しを継続的に行っています。予防接種計画は単なる医療行為の手引きにとどまらず、公衆衛生政策の根幹をなすものです。

使い方・例文

市区町村から届く予防接種のお知らせは、自治体が実施する予防接種計画に基づいて送付されます。乳幼児健診のときに接種スケジュールの見直しを勧められることも多いです。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語