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与謝野鉄幹とは?

よさのてっかん

与謝野鉄幹は、明治時代に浪漫主義的な短歌・詩の革新を牽引した歌人・詩人で、文芸誌「明星」の創刊者として知られます。

与謝野鉄幹(よさの てっかん、1873〜1935年)は、京都生まれの歌人・詩人です。本名は与謝野寛(ひろし)。明治時代短歌・詩の世界に大きな革新をもたらした人物として、また与謝野晶子の夫として知られています。

鉄幹は若くして和歌漢詩を学び、1900年(明治33年)に文芸誌「明星」を創刊しました。「明星」は浪漫主義の旗手として詩歌の刷新を訴え、個人の情熱自由・美を高らかに謳う作品を積極的に掲載しました。この誌上で与謝野晶子(当時は鳳晶子)の才能を世に送り出し、やがて二人は結婚します。

文学史における鉄幹の主な役割は次の通りです。

  • 「明星」の主宰:1900年から約10年間、浪漫主義文学の中心的な拠点として機能させ、北原白秋・石川啄木・吉井勇など多くの詩人・歌人を育てました。
  • 短歌革新:明治初期の写実主義・旧派和歌に対し、個人の感情と美を前面に出す新しい短歌の在り方を提唱しました。
  • 詩集の刊行:「天地玄黄」「紫」など情熱的な詩集を発表し、浪漫主義詩歌の旗手となりました。

晩年は「明星」の廃刊後も詩歌創作を続け、フランス文学の研究にも取り組みました。妻・晶子との共同作業も多く、日本の近代文学史において欠くことのできない存在です。

使い方・例文

「明星」掲載の詩歌は、旧来の和歌の形式に縛られない自由な表現を求める若い文学者たちに強烈な影響を与えました。

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