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上代とは?

じょうだい

上代とは、日本史における時代区分のひとつで、一般に飛鳥時代から奈良時代ごろまでの古代前期を指す言葉です。

上代(じょうだい)とは、日本の歴史・文学・言語を研究する上で用いられる時代区分のひとつです。広義には日本の古代(大和時代から奈良時代ごろ)を指し、狭義には記紀(古事記日本書紀)や万葉集が編まれた7〜8世紀ごろを中心とした時代を意味します。

日本文学史・国語学では特に重視される時代区分で、上代の後は「中古(平安時代)」「中世(鎌倉・室町時代)」「近世(江戸時代)」と続きます。

上代の主な特徴は以下の通りです。

  • 文字文化の成立:漢字が日本語表記に応用され、万葉仮名が成立した時代。
  • 代表的文献:「古事記」(712年)・「日本書紀」(720年)・「万葉集」(8世紀後半成立)など。
  • 律令国家の形成:大化の改新(645年)以降、中国の律令制度を手本にした中央集権国家が整備された。
  • 上代語:この時代の日本語は「上代語」と呼ばれ、現代語とは語彙・文法・音韻が大きく異なる。

国語学では「上代特殊仮名遣い」という独自の表記体系が存在したことが知られており、当時の母音体系が現代語とは異なることが明らかになっています。歴史学・文学・言語学の各分野で欠かせない基礎的概念です。

使い方・例文

「上代文学」という場合、主に万葉集や古事記・日本書紀などの作品を指します。国語の授業や日本文学史の講義で最初に登場する時代区分です。

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