ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世とは?
びっとーりおえまぬえーれにせい
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世とは、イタリア統一運動(リソルジメント)を主導し、1861年にイタリア王国を建国した初代イタリア国王です。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世(Vittorio Emanuele II、1820〜1878年)は、サルデーニャ王国の国王から、統一イタリアの初代国王となった人物で、「イタリアの父」とも称されます。
19世紀半ば、イタリア半島は多数の小国・外国支配領域に分裂していました。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はサルデーニャ王として、名宰相カミッロ・カヴールを登用し、外交・軍事両面からイタリア統一を推進しました。
統一の過程では複数の段階がありました。
- 1859年のオーストリアとの戦争(フランスと同盟)でロンバルディアを獲得
- 1860年、ジュゼッペ・ガリバルディの「千人隊(赤シャツ隊)」が南イタリアを制圧
- 1861年、トリノでイタリア王国の成立を宣言し、初代国王に即位
- 1866年にヴェネツィア、1870年にローマを併合して統一を完成
カヴールの外交手腕とガリバルディの武力、そしてヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の政治的求心力が組み合わさって、イタリア統一という歴史的快挙が達成されました。統一後はフィレンツェ、ローマへと首都を移し、近代イタリアの基礎を固めました。
使い方・例文
世界史の近代ヨーロッパの単元では、ドイツ統一(ビスマルク)と並びイタリア統一の象徴として必ず取り上げられる人物です。
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