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リア王とは?

りあおう

リア王とは、シェイクスピアの四大悲劇の一つで、老王が娘たちへの国土の分与をめぐって家族と権力を失い、狂気と苦しみの末に死ぬ物語です。

リア王(King Lear)は、ウィリアム・シェイクスピアが1606年頃に書いたとされる悲劇で、ハムレットオセロー・マクベスと並ぶ四大悲劇の一つです。古代ブリテン伝説的な王を主人公としており、老齢・家族の裏切り・権力の喪失・狂気・人間の尊厳などを深く問う作品です。

老いたリア王は三人の娘に国を分け与えようと決め、愛情の深さを競わせます。長女ゴネリルと次女リーガンは甘言を尽くして取り入りますが、末娘コーディーリアは飾らない言葉しか言えず勘当されます。国と権力を失ったリア王はやがて嵐の荒野をさまよい、正気を失っていきます。

物語には、グロスター伯とその息子エドガー・エドマンドによる並行した裏切りの物語が絡み合い、親子の絆・権力の腐食・見た目と実質の乖離・老いの悲哀が多層的に描かれます。コーディーリアは最後に処刑され、リア王も悲嘆の中で息絶えます。

シェイクスピアの作品の中でも特に哲学的・悲劇的な深みを持つとされ、ゲーテやトルストイなど後世の文人からも高い評価を受けてきました。現代でも世界中の舞台で上演され、様々な時代・文化に置き換えた翻案が制作されています。

使い方・例文

「リア王のように子供に財産を渡したのに捨てられた」という用例のように、親が子に尽くしながら報われない状況を指す比喩として引用されることがあります。

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