マクベスとは?
まくべす
マクベスとは、シェイクスピアが17世紀初頭に書いた悲劇で、野心に駆られた武将が王を殺して破滅へ向かう過程を描いた作品です。
マクベス(Macbeth)は、ウィリアム・シェイクスピア(1564〜1616年)が1606年頃に書いたとされる悲劇です。5幕構成で、シェイクスピアの四大悲劇(ハムレット・オセロー・リア王・マクベス)の一つに数えられます。
舞台は中世スコットランド。勇猛な武将マクベスは、戦場からの帰途に三人の魔女から「いずれ王になる」という予言を受けます。野心を刺激された妻マクベス夫人に促され、マクベスはダンカン王を寝室で暗殺します。王位に就いた後も疑心暗鬼に陥り、旧友バンクォーを殺害するなど残虐行為を重ねていきます。
やがてマクベス夫人は罪の意識から精神を病み、マクベス自身も貴族たちの反乱に追い詰められて討ち死にします。物語を通じて、野心・罪悪感・運命・権力の腐敗といったテーマが緊密に描かれています。
「明日、また明日、また明日」という独白や、マクベス夫人の夢遊病の場面など、劇的な台詞と心理描写が際立っています。魔女の呪文「ダブル・ダブル」など超自然的要素も特徴的です。現代でも世界各地の劇場で頻繁に上演され、映画や文学作品への翻案も数多く存在します。
使い方・例文
演劇界では「マクベス」という言葉を舞台上で口にすることを縁起が悪いとする迷信があり、代わりに「スコットランドの劇」と呼ぶ習慣が今も続いています。
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