ジュゼッペ・ガリバルディとは?
じゅぜっぺがりばるでぃ
ジュゼッペ・ガリバルディとは、19世紀イタリア統一運動を武力で推し進めた革命的将軍であり、「イタリア統一の英雄」として称えられる人物です。
ジュゼッペ・ガリバルディ(1807〜1882年)は、19世紀イタリアの軍人・革命家であり、リソルジメント(イタリア統一運動)において中心的な役割を果たしました。その果敢な軍事行動と民衆への訴求力から、「二つの世界の英雄」とも称されます。
ガリバルディはニースに生まれ、若くして共和主義的な革命運動に加わりました。マッツィーニの影響を受けながら、イタリアの分裂した諸国家を統一してひとつの国家を作るという理想に生涯を捧げました。その活動の主な経緯は以下の通りです。
- 南米亡命中、ウルグアイやブラジルの独立戦争に参加し軍事経験を積んだ
- 1848年革命の際にイタリアに戻り各地で戦闘に参加
- 1860年に千人隊(赤シャツ隊)を率いてシチリア・南イタリアを征服
- 征服した南部をサルデーニャ王国のヴィットーリオ・エマヌエーレ2世に献上し、統一に貢献
ガリバルディの行動はカヴールら正規の外交政治家と常に緊張関係にありましたが、その武力は統一の実現に不可欠でした。1861年のイタリア王国成立を経て、1870年にはローマが首都となり統一が完成しました。
ガリバルディはナショナリズムの象徴としてヨーロッパ各地で称えられ、彼の肖像や名前は今もイタリア各地の広場・通りに残っています。
使い方・例文
「ガリバルディが率いた千人隊のシチリア上陸は、イタリア統一の決定的な転換点となった」というように、19世紀ヨーロッパのナショナリズムや統一運動を学ぶ場面で使われます。
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