ロランドゥス・バンディネッリ(アレクサンデル3世)とは?
あれくさんでるさんせい
ロランドゥス・バンディネッリ(アレクサンデル3世)とは、12世紀の教皇で、神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世と長年にわたり激しく対立したことで知られます。
ロランドゥス・バンディネッリ(1100年代〜1181年)は、アレクサンデル3世として1159年から1181年まで教皇位にあったイタリア出身の聖職者です。法学者・神学者としての卓越した才能を持ち、教皇権の強化に多大な貢献をしました。
彼の在位中の最大の対立は、神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世(バルバロッサ)との争いです。フリードリヒは教皇選出に介入して対立教皇を擁立し、アレクサンデル3世は約20年にわたりフランスやイタリアを転々としながら正統教皇としての地位を維持しました。この対立は大シスマ(大分裂)とも呼ばれます。
1176年のレニャーノの戦いでフリードリヒ1世がイタリア北部の都市同盟(ロンバルディア同盟)に敗れると、皇帝はアレクサンデル3世と和解。1177年のヴェネツィア和約でその権威が確立されました。
また、アレクサンデル3世はイングランド王ヘンリー2世が大司教トマス・ベケットを殺害した事件でもベケット側に立ち、王に公開謝罪を求めるなど、教皇権の独立性と権威を強く主張しました。第3回ラテラノ公会議(1179年)を主宰し、教会法の整備にも尽力しています。
使い方・例文
「アレクサンデル3世は神聖ローマ皇帝と長期にわたり対立しながら教皇権を守り抜いた人物として、中世カトリック教会史の重要人物に挙げられる」というように、中世ヨーロッパ史の文脈で登場します。
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