ロベン島とは?
ろべんとう
ロベン島とは、南アフリカのケープタウン沖に浮かぶ島で、アパルトヘイト時代に政治犯が収容された刑務所があったことで知られるユネスコ世界遺産です。
ロベン島(英:Robben Island、アフリカーンス語:Robbeneiland)は、南アフリカ共和国のケープタウンから約12km沖のテーブル湾に位置する島です。面積は約5.07km²で、1999年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。島の名前はアフリカーンス語で「アザラシ」を意味します。
島の歴史は植民地時代に始まりますが、世界的に知られるようになったのはアパルトヘイト(人種隔離政策)期のことです。南アフリカ政府は1964年から1991年にかけて、アパルトヘイトに反対する政治犯や活動家をこの島の最高警備刑務所に収容しました。最も有名な収容者は、後に南アフリカ大統領となるネルソン・マンデラで、彼は1964年から1982年まで約18年間をロベン島で過ごしました。
マンデラをはじめとする収容者たちは過酷な環境のもとで採石作業を強制されながらも、教育や議論を続け、反アパルトヘイト運動の精神的支柱であり続けました。アパルトヘイト廃止後の1990年代に刑務所は閉鎖され、今日は博物館として一般公開されています。
島には元収容者がガイドとして解説を行うプログラムがあり、自由と人権の象徴として国際的な教育的意義を持つ場所となっています。また自然保護区としての側面もあり、アフリカンペンギンなど野生動物の生息地でもあります。
使い方・例文
「南アフリカを訪れた際にロベン島ツアーに参加し、マンデラが収容されていた独房を元受刑者のガイドから説明してもらった」という旅行記や歴史学習の文脈で登場します。
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