ロットリングとは?
ろっとりんぐ
ロットリングとは、精密な線を引くために用いられる製図用インクペンのブランド名、およびその製品の総称です。
ロットリング(Rotring)は、ドイツ生まれの筆記具ブランドで、「赤いリング」を意味する名を持ちます。もともと建築士・製図士が図面を手書きする時代に、一定の線幅を正確に引くための製図用インクペン(ドローイングペン)として開発されました。
最大の特徴は、ペン先のチューブ状ニードルによって線幅が一定に保たれる点です。0.1mm・0.2mm・0.3mm・0.5mm・0.7mmなど複数のサイズがあり、図面や設計書の種類によって使い分けます。インクは水性顔料系が主流で、紙への定着性が高く、トレーシングペーパーにも対応しています。
現在は主に以下の用途で使われています。
- 建築・土木・機械設計の図面作成
- イラストレーターやマンガ家による線画
- 手書き文字や装飾的なレタリング
- グラフィックデザインの補助ツール
デジタルCADの普及により製図分野での需要は減少しましたが、アナログ表現の精緻さを求めるアーティストやデザイナーに根強い人気があります。ロットリングのシャープペンシル「800」シリーズも金属製ボディで定評があります。
使い方・例文
建築学科の学生が手書き図面の課題でロットリングの0.3mmペンを使い、壁線と寸法線を描き分けた。
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