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レフ・トルストイとは?

れふとるすとい

レフ・トルストイとは、19世紀ロシアを代表する文豪で、『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』などの傑作を生み出した作家であり、独自の思想家でもあります。

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(Lev Nikolayevich Tolstoy、1828〜1910年)は、ロシア帝国のヤースナヤ・ポリャーナ(現ロシア・トゥーラ州)に生まれた貴族出身の作家・思想家です。世界文学史上最も偉大な作家の一人として広く認められておりノーベル文学賞候補に何度も挙がりながらも受賞は逃しました。

代表作『戦争と平和』(1865〜1869年連載)は、ナポレオンのロシア遠征を背景に、複数の貴族家庭の運命を描いた長編叙事詩的小説で、歴史小説の最高峰の一つとされています。『アンナ・カレーニナ』(1877年)は、不倫と道徳・社会の葛藤を描いた心理小説の傑作です。いずれも膨大な登場人物と精緻な心理描写が特徴です。

晩年のトルストイは文学から離れ、独自の宗教・道徳思想に傾倒しました。キリスト教の愛と非暴力を核とする「トルストイ主義」を唱え、財産放棄・菜食主義・農民との共同生活を実践しました。この思想はマハトマ・ガンジーの非暴力運動にも影響を与えたとされています。82歳で旅の途中に鉄道の駅で死去した最期も劇的なものとして知られています。

使い方・例文

高校や大学の世界文学の授業では、トルストイの『アンナ・カレーニナ』が19世紀ロシア社会と人間の内面を描いた作品として必読書に挙げられることが多いです。

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