レナータ・テバルディとは?
れなーたてばるでぃ
レナータ・テバルディはイタリアのソプラノ歌手で、その豊かで純粋な美声によりマリア・カラスと並び称された20世紀オペラ界の大スターです。
レナータ・テバルディ(Renata Tebaldi、1922〜2004年)はイタリア・ペーザロ近郊のフォルリンポポリ生まれのソプラノ歌手で、20世紀後半のオペラ界を代表する歌手のひとりです。
パルマ音楽院とボローニャ音楽院でベルカント唱法を学び、1944年にオペラデビューを果たしました。1946年にはアルトゥーロ・トスカニーニに見出され、ミラノ・スカラ座の再開公演に抜擢されたことで一躍注目を集めました。
テバルディの声は、その清澄で温かみのある音質と優れた音程の安定性で知られます。ヴェルディやプッチーニのイタリア・オペラを中心に、「トスカ」「椿姫」「アイーダ」「オテロ(デズデーモナ役)」などで絶賛を博しました。
同時代にはマリア・カラスが活躍しており、テバルディ派とカラス派に世界のオペラファンが二分されるほどの人気を誇りました。カラスが劇的表現と声の個性を重視したのに対し、テバルディは純粋な声の美しさと安定した技術で対比的な魅力を持つ存在として語られています。
1976年にオペラを引退するまでの長いキャリアを通じて、とりわけプッチーニ作品の正統的解釈者として高い評価を受け続けました。
使い方・例文
オペラ入門者が「プッチーニの名唱を聴きたい」と言ったとき、テバルディの「トスカ」や「蝶々夫人」の録音が真っ先に勧められることがあります。
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