レイモンド・フッドとは?
れいもんどふっど
レイモンド・フッドは、RCAビルやニューヨーク・デイリー・ニューズビルなど摩天楼設計で名を馳せたアメリカの建築家です。
レイモンド・フッド(Raymond Hood)は、1881年にアメリカ・ロードアイランド州に生まれ、1934年に亡くなった建築家です。マサチューセッツ工科大学(MIT)とパリのエコール・デ・ボザールで建築を学び、アメリカン・アール・デコおよびモダニズム建築の発展に大きく貢献しました。
フッドが広く知られるきっかけとなったのは、1922年のシカゴ・トリビューン・タワー設計コンペへの参加です。このコンペでの入選が彼の名声を確立し、以後ニューヨークを拠点に数多くの高層ビルを設計しました。代表作には、黒い花崗岩と金色の装飾が印象的なニューヨークのアメリカン・ラジエーターのビル(現ブライアント・パーク・ホテル)、ロックフェラー・センターの中核であるRCAビル(現30ロックフェラープラザ)などがあります。
フッドの建築の主な特色は以下の通りです。
- アール・デコ様式の幾何学的装飾と垂直性の強調
- 商業施設と都市空間の一体的な設計
- 当時最新の建材と構造技術の大胆な採用
- 機能性と美観を高次元で両立させるデザイン思想
フッドは短い生涯の中で、ニューヨークのスカイラインを形成するうえで欠かせない役割を果たした建築家として今も高く評価されています。
使い方・例文
「ロックフェラー・センターを訪れると、レイモンド・フッドが手がけたアール・デコ建築の迫力を間近に感じることができます」というように、ニューヨーク建築や摩天楼の歴史を語る場面で登場します。
この用語をシェア
最終更新: