ルフィーノ・タマヨとは?
るふぃーのたまよ
ルフィーノ・タマヨは20世紀メキシコを代表する画家で、先住民の色彩感覚と現代美術を融合させた独自の画風で国際的に評価されました。
ルフィーノ・タマヨ(Rufino Tamayo、1899〜1991年)は、メキシコ・オアハカ州生まれの画家です。ディエゴ・リベラやダビッド・アルファロ・シケイロスらが率いたメキシコ壁画運動とは一線を画し、政治的イデオロギーより純粋な造形の探求を重んじた独自の芸術を確立しました。
タマヨはサポテク族の血を引くオアハカの先住民出身で、幼少期からメキシコ先住民文化の色彩・形態に深く親しみました。メキシコシティの国立美術学校で学んだ後、ニューヨークやパリで活動し、ピカソやブラック、マティスら欧州前衛芸術の影響も受けながら独自のスタイルを磨きました。
タマヨの画風には次のような特徴があります。
- 深みのある赤・茶・紺といち大地の色調を多用する独特の色彩
- 古代メキシコの彫刻や土器から着想を得た形態感覚
- 具象と抽象のあいだを行き来する表現
- 人物・動物・宇宙的なモチーフの反復
代表作にはニューヨーク・国連本部の壁画をはじめ、多くの公共壁画や油彩画があります。メキシコのオアハカとメキシコシティにはタマヨ自身が設立した美術館があり、現在も彼のコレクションを公開しています。メキシコ先住民の精神性と国際的な現代美術を橋渡しした功績は今日も高く評価されています。
使い方・例文
「美術館でラテンアメリカ現代絵画の展覧会が開かれると、ルフィーノ・タマヨの作品はその鮮やかな色彩と神話的な主題で来場者の目を引きます。」
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