ルパート・フォン・デア・プファルツとは?
るぱーとふぉんでーあぷふぁるつ
ルパート・フォン・デア・プファルツは17世紀の騎兵将軍・提督・発明家で、イングランド内戦やオランダとの海戦で活躍したプファルツ選帝侯の息子です。
ルパート・フォン・デア・プファルツ(Rupert of the Rhine、1619〜1682年)は、プファルツ選帝侯フリードリヒ5世とイングランド王ジェームズ1世の娘エリザベスの間に生まれた王族で、軍人・提督・科学者・芸術家として多彩な才能を発揮した人物です。
イングランド内戦(清教徒革命)では王党派の騎兵司令官として活躍し、その突撃力と機動力は敵方から恐れられました。しかしマーストン・ムーアの戦い(1644年)ではオリバー・クロムウェル率いる鉄騎隊に大敗し、内戦の趨勢を左右する敗北を喫しました。王党派敗北後はカリブ海や大西洋で私掠船活動を続けました。
王政復古後のイングランドでは提督として英蘭戦争に参加し、海上での指揮でも能力を発揮しました。また、科学・芸術への関心も深く、王立協会(ロイヤル・ソサエティ)の設立メンバーの一人でもあります。メゾティント版画技法の普及にも貢献したとされ、多才な貴族の典型として歴史に残っています。
軍人・探検家・発明家という複合的な顔を持つルパートは、17世紀のヨーロッパ貴族の理想的人物像を体現する存在として評価されています。
使い方・例文
「イングランド内戦を扱う歴史書では、王党派騎兵の勇将としてルパート・フォン・デア・プファルツの名がたびたび登場する。」
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