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クロムウェルとは?

くろむうぇる

クロムウェルとは、17世紀イギリスの軍人・政治家で、清教徒革命を主導してチャールズ1世を処刑し、護国卿として共和制を樹立した人物です。

オリバー・クロムウェル(1599〜1658年)は、イングランドの軍人・政治家で、17世紀中頃に起きた「清教徒革命(英国内戦)」の中心的指導者として歴史に名を刻む人物です。

ケンブリッジシャーの地主階級に生まれ、清教徒(ピューリタン)として厳格な宗教観を持ちました。議会と国王チャールズ1世の対立が深まる中、クロムウェルは議会派として頭角を現し、「鉄騎隊(アイアンサイズ)」と呼ばれる精鋭騎兵部隊を組織して王党派軍を次々と破りました。

1649年に国王チャールズ1世を処刑し、イングランドをコモンウェルス(共和国)として宣言。その後アイルランドやスコットランドへの遠征を経て、1653年には「護国卿(Lord Protector)」の称号を受け、事実上の独裁的権力を握りました。国内統治では清教徒的道徳観に基づく厳格な政策を推進し、演劇の禁止や安息日の厳守などを強制しました。

対外的には航海条例を制定してオランダと戦争し、イギリスの海洋覇権確立に貢献しました。1658年に没すると、息子のリチャードが後継者となりましたが政権は長続きせず、1660年に王政復古が実現してチャールズ2世が即位しました。クロムウェルの評価は時代や立場によって大きく分かれ、自由の闘士とも専制君主とも見なされます。

使い方・例文

「クロムウェルの統治時代、イギリスでは厳格な清教徒的道徳法が施行され、劇場が閉鎖された」というように、近代民主主義の先駆けでありながら独裁的側面も持つ歴史的人物を指す際に用いられます。

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