ジェームズ1世とは?
じぇーむずいっせい
ジェームズ1世とは、イングランドとスコットランドを同君連合として初めて統治した17世紀初頭のイギリス国王で、欽定英訳聖書の制作を命じたことでも知られます。
ジェームズ1世(James I、1566〜1625年)は、スコットランド王としてはジェームズ6世(在位1567〜1625年)、イングランド・アイルランド王としてはジェームズ1世(在位1603〜1625年)として知られるスチュアート朝最初のイングランド国王です。エリザベス1世が後継者なく崩御したことで、スコットランド王のままイングランド王位を継承し、両国の同君連合が始まりました。
在位中の主な出来事と業績は次のとおりです。
- 1603年:イングランド王位継承・ロンドン入城
- 1605年:ガイ・フォークスらによるカトリック過激派の「火薬陰謀事件」(国会議事堂爆破未遂)が発覚
- 1611年:欽定訳聖書(King James Bible)の完成・出版(英語圏における最も影響力ある聖書翻訳)
- 絶対王政の強化と議会との対立(「王権神授説」の主張)
- 北アメリカ植民地化の推進(ジェームズタウン建設、1607年)
ジェームズ1世は知性的で著述活動にも熱心でしたが、議会との緊張関係は息子チャールズ1世の時代に内戦(清教徒革命)へと発展しました。欽定訳聖書はその後400年以上にわたり英語文化・プロテスタント神学に深甚な影響を与え続けています。
使い方・例文
英語聖書の歴史を調べると、現在も多くの教会で使われる「キング・ジェームズ・バイブル」がジェームズ1世の命で作られたものとしてすぐに登場します。
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