ジェームズ1世 (イングランド王)とは?
じぇーむずいっせい
ジェームズ1世とは、スコットランド王を兼ねてイングランド王位を継いだ最初のステュアート朝君主であり、欽定訳聖書(KJV)を命じた王です。
ジェームズ1世(1566〜1625年)は、スコットランド国王ジェームズ6世として即位した後、1603年にエリザベス1世の崩御を受けてイングランド・アイルランド王位も継承し、ステュアート朝をイングランドに樹立した君主です。
最も広く知られる業績は、欽定訳聖書(キング・ジェームズ版、KJV)の制作を命じたことです。1611年に完成したこの聖書は、英語の文体・語彙に深く影響を与え、プロテスタント圏における標準聖書として今日まで広く使われています。
政治的には、王権神授説(神が王に絶対的権力を与えたとする考え方)を強く信奉し、議会との対立が続きました。カトリック勢力による火薬陰謀事件(1605年)では、議会爆破計画が発覚・未遂に終わり、主謀者のガイ・フォークスが処刑されています。この事件は今日もガイ・フォークス・ナイトとして記念されています。
外交では対スペイン和平を実現しましたが、国内のピューリタンや議会派との緊張は続き、後継チャールズ1世の時代に内乱へと発展する下地をつくりました。イングランドとスコットランドの連合の礎を築いた君主として位置付けられています。
使い方・例文
「ジェームズ1世の命で完成した欽定訳聖書は英語圏最大の影響力を持つ聖書翻訳となった」のように、宗教改革・英国史の文脈で言及されます。
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