ルイ13世とは?
るいじゅうさんせい
ルイ13世とは、17世紀フランスの国王で、枢機卿リシュリューを宰相として重用し、絶対王政の基盤を固めるとともにフランスをヨーロッパの強国に押し上げた君主です。
ルイ13世(1601〜1643)は、ブルボン朝フランスの国王(在位1610〜1643)で、父アンリ4世の暗殺を受けて9歳で即位しました。幼少期は母マリー・ド・メディシスによる摂政が続き、複雑な宮廷政治の中で育ちました。
ルイ13世の治世を語るうえで不可欠な存在が、宰相アルマン・ジャン・デュ・プレシー・リシュリュー枢機卿(1585〜1642)です。1624年にリシュリューを宰相に抜擢して以来、二人は強力なコンビとなり、フランスの絶対王政確立に向けた改革を推進しました。主な政策には次のものがあります。
- 国内のユグノー(プロテスタント)勢力の軍事的抵抗拠点であったラ・ロシェルを1628年に陥落させ、宗教的・政治的内紛を抑制しました。
- 三十年戦争(1618〜1648)においてカトリック国でありながらハプスブルク家を牽制するプロテスタント諸侯を支援し、フランスの国際的地位を高めました。
- 王権に抵抗する貴族の権限を削減し、地方に国王代理官(インタンダン)を派遣して中央集権化を進めました。
文化面ではフランス語の規範化を目指してアカデミー・フランセーズが設立された時代でもあります。リシュリューとほぼ同時期の1643年に死去しましたが、その路線は後のルイ14世の絶対王政へと受け継がれました。
使い方・例文
フランスの絶対王政を学ぶ際に「ルイ13世とリシュリューがその基礎を築き、ルイ14世が完成させた」と説明されます。
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