本文へスキップ

リンカーン記念堂前広場とは?

りんかーんきねんどうまえひろば

リンカーン記念堂前広場は、アメリカ・ワシントンD.C.のナショナル・モールに位置する歴史的な野外空間で、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの「私には夢がある」演説でも知られる公民権運動の聖地です。

リンカーン記念堂前広場は、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.に位置するナショナル・モール(National Mall)の西端に広がる公共空間です。正式な広場というよりも、リンカーン記念堂(Lincoln Memorial)の前に広がる広大な屋外スペースと、そこに続く反射池(Reflecting Pool)の総称的なエリアを指します。

リンカーン記念堂は第16代大統領エイブラハム・リンカーンを記念して1922年に完成したギリシャ神殿風の建造物で、内部には高さ約5.8メートルに及ぶリンカーンの巨大な座像が安置されています。記念堂の前には南北に細長い反射池が約618メートルにわたって延び、水面に記念堂と遠方のワシントン記念塔が映り込む美しい景観をつくり出しています。

この場所が歴史的に最も広く知られているのは、1963年8月28日に行われた「ワシントン大行進」での出来事です。約25万人が集まったこの公民権運動の集会で、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が記念堂の階段上で「私には夢がある(I Have a Dream)」という歴史的な演説を行いました。この演説は、アメリカの人種差別撤廃運動における最重要な歴史的場面として語り継がれています。

現在もこの場所は市民の集会や抗議活動、国家的な記念行事の舞台として使われており、アメリカ民主主義の象徴的な空間として機能しています。

使い方・例文

アメリカの公民権運動史を学ぶ授業や書籍では、キング牧師が「I Have a Dream」演説を行った場所としてリンカーン記念堂前広場が必ず登場し、ワシントンD.C.観光の必訪スポットとしても広く紹介されています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語