リカルド・ラゴスとは?
りかるどらごす
リカルド・ラゴスとは、チリの社会主義政党出身の政治家で、2000年から2006年にかけて大統領を務め、民主化後のチリの経済成長と社会政策の拡充を主導した人物です。
リカルド・ラゴス・エスコバル(Ricardo Lagos Escobar)は、1938年にチリのサンティアゴで生まれた経済学者・政治家です。チリ大学で法律と経済学を学び、北米の大学でも研究を行いました。
ラゴスは1973年のアウグスト・ピノチェト将軍によるクーデターで民主主義が崩壊した後も、国内外で民主化運動を続けました。1988年の国民投票でピノチェトの独裁継続に反対するキャンペーンに積極的に関わり、民政移管の実現に貢献しました。1990年代には教育大臣、公共事業大臣などを歴任しました。
2000年の大統領選挙でわずかな差で勝利し、チリ史上初めて社会党系の候補者として大統領に就任しました。任期中の主な成果には以下のものがあります。
- 医療制度改革「AUGE(GES)」の導入による基本的医療保障の拡充
- 財政黒字を維持しながら経済成長を持続させる安定的な経済運営
- ピノチェト政権下の人権侵害に関する「バレフ報告書」の公表と被害者への対応
- インフラ投資と雇用創出政策の推進
ラゴス政権は中道左派連合「コンセルタシオン」の一員として、民主化後のチリの安定した政治・経済の基盤を固めた時代として評価されています。
使い方・例文
「リカルド・ラゴスはチリの民主化後に経済成長と社会保障の拡充を同時に実現した大統領として、中南米政治の安定モデルとして取り上げられる」ことがあります。
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