ランデブーとは?
らんでぶー
宇宙工学や航空・海事の分野で、二つの乗り物が宇宙空間や特定地点で接近・合流する操作のことを指す用語です。
ランデブー(rendezvous)とは、もともとフランス語で「待ち合わせ」を意味する言葉で、乗り物の分野では特に宇宙空間での二機の接近・合流操作を指す技術用語として定着しています。
宇宙開発においてランデブーは、ドッキング(結合)の前段として欠かせない工程です。地球周回軌道上では秒速約7.9キロメートルという高速で物体が飛行しており、別々に打ち上げられた宇宙船や宇宙ステーションを同じ軌道・同じ位置・同じ速度に合わせることは高度な軌道力学の計算を要します。
ランデブーの主要なステップは以下の通りです。
- 追跡フェーズ:レーダーやGNSSで相手との相対位置を把握
- 接近フェーズ:スラスターを噴射して軌道を微調整しながら距離を縮める
- ホールドポイント:数百メートル〜数キロメートルの距離で一時停止し安全確認
- 最終接近:ゆっくりと相対速度をゼロに近づけてドッキングへ移行
国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給や宇宙飛行士の往来では、ソユーズ宇宙船やクルードラゴンが定期的にランデブーを実施しています。航空・海事の文脈でも、空中給油機と戦闘機の合流や護衛艦隊の集合地点を指してランデブーポイントと呼ぶことがあります。
使い方・例文
国際宇宙ステーションへの補給ミッションでは、打ち上げから約2日間かけて軌道を調整し、ステーションとのランデブーに成功してからドッキングに移ります。
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