ドッキングとは?
どっきんぐ
ドッキングとは、宇宙船や航空機などが飛行中に別の機体・施設と機械的に接合する操作のことです。
ドッキング(docking)は、主に宇宙開発の文脈で使われる用語で、飛行中の宇宙船や宇宙ステーションが別の飛行体と物理的に接続する操作を指します。国際宇宙ステーション(ISS)への補給船・有人船の接合がその代表例です。
ドッキングには大きく2種類の方式があります。
- 能動型ドッキング:接近してくる宇宙船側にドッキング機構があり、相手の受け口(ポート)に差し込む方式
- バートhing(把持結合):ロボットアーム(カナダアーム2など)で宇宙船を捕捉し、ポートに固定する方式
ドッキングが成功すると、気密性が確保されたトンネル(ハッチ)を通じて乗組員や物資の移送が可能になります。軌道上でのドッキングには相対速度の精密な制御が必要で、ランデブー(会合)の後に数センチ毎秒程度の極低速で接近します。
歴史的には1966年のジェミニ8号がNASAとして初めてドッキングに成功しました。現代では自動ドッキングシステムの発展により、無人補給船がISSへ自律的に接合できるようになっています。
「ドッキング」は転じて、コンピューターの周辺機器接続(ドッキングステーション)や分子生物学での分子結合シミュレーション(分子ドッキング)にも使われます。
使い方・例文
国際宇宙ステーションへ向かう宇宙船が軌道上でISSのドッキングポートに接合する場面や、ノートパソコンをドッキングステーションに接続する場面で使われます。
この用語をシェア
最終更新: