本文へスキップ

ランウェイビジュアルレンジとは?

らんうぇいびじゅあるれんじ

ランウェイビジュアルレンジとは、滑走路上での水平方向の視程を計器で測定した値で、航空機の着陸可否判断に使われる指標です。

ランウェイビジュアルレンジ(Runway Visual Range、略称:RVR)とは、滑走路の中心線上において、パイロットが滑走路灯や標識などを視認できる距離をメートル(または欧米ではフィート)で示した値です。一般的な「視程」とは異なり、滑走路の実際の照明環境を考慮した専用の測定値です。

RVRは、滑走路脇に設置されたトランスミソメーターやフォワードスキャッタ型の測定装置によって自動計測され、管制塔にリアルタイムで送られます。計器着陸方式(ILS)を用いるカテゴリー別着陸最低気象条件はRVRで規定されており、たとえば以下のように区分されます。

  • カテゴリーI:RVR 550m以上
  • カテゴリーII:RVR 300m以上
  • カテゴリーIIIa:RVR 200m以上
  • カテゴリーIIIb:RVR 50m以上

RVRは霧や降雪、煙霧などの気象条件が悪い際に特に重要となります。値が着陸最低値を下回る場合、パイロットは着陸を中止してゴーアラウンドを実施するか、代替空港へ向かう必要があります。安全な航空運航を支える重要な気象情報のひとつです。

使い方・例文

濃霧が発生した空港でRVRが200mを下回った場合、カテゴリーIIIb未対応の航空機は着陸を禁止され、目的地を変更することになります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語